強化繊維と樹脂の組み合わせを変えることにより
さまざまな特性のボルトを創造する「ボルタス」。
独自の技術であるファイバー・キープ・フロー成形により
繊維を切断せずに、繋がった状態で成形することで
高強度を実現しました。
PHILOSOPHY
笑顔を支える手と手、母と子のように永遠に繋がり続ける心と心
強くたくましく「もの」と「もの」を繋げていく
私たちタカイコーポレーションは、創業1953年よりボルト製造を通じて
社会の「もの」と「もの」との繋がりを約束してきました。
それは時代とともに進化し続け、ついに強度だけでなく
強酸・アルカリ環境下でも利用可能な新次元の『つながり』を実現しました。
ボルトに『新しいつながり』を実現させていく「ボルタス」
強化繊維と熱硬化性樹脂の立体成型を可能にするため、3D用FRP素材から研究開発繊維と樹脂の組み合わせを変えることにより、さまざまな特性のボルトを創造しお客様のご要望にお応えしてきます。
タカイコーポレーションは、これからも『新しいつながり』を実現させていきます。
TECHNOLOGY
ファイバー・キープ・フロー成形(FKF成形)とは連続繊維を流しながら、繊維配向を制御する成形技術
※FKF成形は、当社の独自開発の成形方法です。
例:シャフト成形の場合
一般的な方法
FKF成形
【 高強度 複合材ボルトの成形方法を確立 】
【CVB CFRP製ボルトを販売】
ねじ径 | 最大長さ※ | 価格 |
---|---|---|
M3 | 15 | お問合せください |
M4 | 20 | |
M5 | 20 | |
M6 | 25 | |
M8 | 40 |
※最大長さより短いねじは、切断にて対応します。
- 国内大手半導体製造装置メーカーに採用実績有
- GVB ガラス繊維製ボルトも順次販売
高強度化に成功
材料の流動性は、樹脂の分子の長さ、
繊維量などを調整することにより最適化
メリット
長寿命・メンテナンス費用の低減
半導体製造会社に採用された理由のひとつとして、耐薬品性に優れており、従来品が1年で交換されていたが、長期交換品に変更可能。
サイズダウン
高強度のため、従来品に比べてサイズダウンが可能。これに伴いボルト周辺の装置もコンパクト化が可能となり、装置のコストダウンに
資源効率と省エネを促進し、持続可能な開発目標:SDGsに貢献できます。
繊維を変えること以外にも、繊維長さを変えることが可能
繊維長:連続繊維、短繊維(0.5mm以上で変えることが可能)
- 連続繊維
- 繊維配向(方向)により強度が大きく変化する。
メリット:高強度が可能
デメリット:繊維配向をそろえるために研究が必要
- 短繊維
- 比較的、繊維配向を考慮しなくてよい。
メリット:製品化が容易
デメリット:強度が低い
ボルト以外にも、特注品にも対応しております。お問い合わせください。
お問い合わせCOLLABORATION
東京慈恵医大・グローブライド社と共同で、脊椎固定システムを研究中
MACHINERY
「ボルタス」の研究開発にあたり、様々な機械設備を保有しています。
INSTRON製
リニアモータ駆動式 疲労試験機
ElectroPuls™E10000
その他
株式会社エー・アンド・デイ製
テンシロン万能試験機 RTF-1350
Lambient Technologies製
ポリマー硬化自動測定装置 など
CONTACT
「ボルタス」に関するお問い合わせ、
研究開発のご依頼は下記よりご連絡ください。